糖尿病について
糖尿病とはすい臓で分泌されるインスリンというホルモンの異常です。インスリンの分泌や作用が不足すると、血液中のブドウ糖が増加し慢性的な高血糖状態を引き起こします。そして高血糖状態が長期にわたると、腎症や網膜症、神経障害などの合併症を引き起こす可能性が高まります。
糖尿病とはすい臓で分泌されるインスリンというホルモンの異常です。インスリンの分泌や作用が不足すると、血液中のブドウ糖が増加し慢性的な高血糖状態を引き起こします。そして高血糖状態が長期にわたると、腎症や網膜症、神経障害などの合併症を引き起こす可能性が高まります。
糖尿病の診断は血液検査によって行います。糖尿病の検査というと血糖値の数値のみに目がいきがちですが、本当に重要なのはHbA1c(ヘモグロビンA1c )と呼ばれる数値です。このHbA1cとはブドウ糖とヘモグロビンの結合した量を表しており、糖尿病の診断において正確な血糖状態を示します。
当院では、大学病院でも使用されている最新の検査機器を用いてHbA1cと血糖値を計測致します。ですから、正確な診断結果をその場でご確認頂くことが可能です。
糖尿病の治療は血糖値を正常に保つ血糖コントロールを根本に考えます。つまり、一時的に血糖値を下げる治療では不十分であり、継続的な治療を必要とします。
血糖値をコントロールするためには、まず自身の血液状態を把握する必要があります。定期的な通院と検査を行い、健康を管理しましょう。
定期検査の結果を基に生活指導を行います。田村医院では糖尿病の治療に際し、この生活指導が最も重要だと考えております。患者様の状態に適した食事や運動の指導を行います。
生活指導を行った上で、場合によっては内服による血糖値のコントロールを行います。患者様の病態に適したお薬をご紹介できるよう万全の体制を整えております。
食事療法や運動療法、内服療法のみでは血糖コントロールが難しい症状に関してはインスリンの注射を行います。当院では外来でのインスリン導入も行っております。
当院には糖尿病療養指導士の資格を持った、臨床検査技師が常在しております。 受診時には適時、専門的なアドバイスをしております。