江戸川メタボリックシンドローム研究会
2016.02.17
2月16日第8回江戸川メタボリックシンドローム研究会に参加し、症例検討のパネリストを務めさせていただきました。
脳卒中後の患者さんで、食事運動療法が全くできずコントロールが難しい高齢肥満糖尿病女性に対する治療法に関する検討です。
薬物療法に関してのみならず、療養指導、精神的なケアなど色々な面からの検討ができ有意義なdiscussionができました。
特別講演は東京医科歯科大学の小川佳宏先生による、「メタボリックシンドロームの病態と治療戦略」でした。
脂肪には皮下にたまるいわゆる皮下脂肪と、それ以外にたまる異所性脂肪特とに分けられます。異所性脂肪は腹腔内(おなかの中)、肝臓、筋肉、心臓などにたまり、皮下脂肪はほとんど健康に対して悪さをしないのに対し、異所性脂肪はメタボリックシンドロームの原因となり最近注目を集めています。今回は脂肪肝を中心にとメタボリックシンドロームについて最新の知見をお話しいただきました。
非常に興味深い内容で大変勉強になりました。講演会後の情報交換会でも、いろいろな話ができこれまた有意義な時間を過ごすことができました。